仙台の人達の、リアルな声を届けるメディア

INTERVIEW

仙台初上陸!タイピングで英語が好きになる『アクティメソッド仙台』森田さんの挑戦

函館出身の元IT営業マンが、教員免許を手に仙台で開いた英語教室が注目を集めています。その名も「アクティメソッド仙台西口校」。タイピングと英語学習を組み合わせた革新的な教育手法で、子どもたちが英語を楽しみながら身につけることができる、宮城県初の教室です。今回は教室を立ち上げた森田雄貴さんにお話を伺いました。

森田雄貴さんプロフィール

森田雄貴(もりた・ゆうき)
北海道函館市出身。東京の大学で小学校教員免許を取得後、IT関連事業や営業職など様々な分野を経験。幼少期から子どもと関わることが好きで、教育への情熱を持ち続ける。2024年4月、ご縁があって仙台で宮城県第1号となる「アクティメソッド仙台西口校」を立ち上げ、教室長として活動中。

教育への想いから始まった仙台での挑戦

「私はどちらかというと、学生時代の頃から人に何かを教えるとか、そういった関わり方が好きで。高校生ぐらいの時から小さい子とかと関わるところがすごい好きだったんです」と森田さんは振り返ります。

大学時代に取得した小学校教員免許を活かして教育者になりたいという想いを抱き続けながらも、卒業後はIT関連事業や営業など異なる分野でキャリアを積んできました。そして今年4月、ある縁がきっかけで仙台の地に「アクティメソッド仙台西口校」を開校することになったのです。

『アクティメソッド』とは?英語×タイピングの革新的学習法

アクティメソッドの最大の特徴は、「英語をかけるタイピング」という独自のアプローチです。従来の英語教室とは一線を画し、読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく伸ばすことを目指しています。

学習の仕組み

1コマ60分の授業は、3つのパートで構成されています:

  • 教科書レッスン(20分):文法や基礎内容をしっかりと学習
  • 音読チェック(10分):自宅で覚えた単語を先生の前で発表し、合格するとスタンプがもらえる
  • タイピング(30分):英語をタイピングしながら習得していく

「タイピングで覚えていくことによって、しっかり指と、声出しながら、さらに画面上にも単語が出てきて、そこを打っていく。そういったところで、しっかり覚えていけるっていうところが強みです」と森田さんは説明します。

ゲーム感覚で楽しく学べる仕組み

特に小学生たちが喜ぶのが、ゲーム性を取り入れたシステムです。「完璧にクリアできないと次のステージに進めない」という要素があり、子どもたちが自然と挑戦意欲を持って学習に取り組めるよう工夫されています。

「最初ほんとに文字を打つのもカタカタってやってた子が、今ではしっかり指をホームポジション(正しい指の置き方)に置いて、もうスラスラって文章を打つことができるようになっています」

子どもたちの成長に感動の日々

開校から3、4ヶ月が経った現在、森田さんは毎日のように子どもたちの成長を実感しているといいます。特に印象的だったのは、1年生と2年生の姉妹の話です。

「家族でご飯を食べている時に、英語のメニューを見て『これ覚えてたよ、こないだ』って言ってくれた」とお母さんから報告があったそうです。このように、英語が身近で楽しいものとして子どもたちの生活に浸透していく様子に、森田さんは大きなやりがいを感じています。

「週に1回の授業で、『単語をここまで覚えてくるよ』って子が、しっかり完璧に覚えて発表してくれる。生徒さんがここまで頑張ったよというところから、実際に成長を感じていけるっていう部分が、私自身すごく嬉しく、やりがいがあるなと思っております」

仙台の地域に根差したサービス

現在、教室には年長さんから小学6年生までの生徒が通っており、特に小学3・4年生が多く在籍しています。森田さんは地域のニーズに応えるため、4つの小学校への徒歩送迎サービスも新たに開始しました。

対象となる小学校:

  • 片平丁小学校
  • 東二番丁小学校
  • 上杉山通小学校
  • 荒町小学校

このサービスは、働く親御さんたちの負担を軽減し、より多くの子どもたちが質の高い英語教育を受けられるようにという森田さんの想いから実現したものです。

仙台での英語教育に新しい風を

宮城県で唯一のアクティメソッド教室として、森田さんは仙台の英語教育シーンに新しい選択肢を提供しています。

「第二言語習得(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を活用した業務変革)をメインに目指していますので、英語1から始める方であったり、英会話で習っていたが、なかなか単語が覚えきれないって方にも対応しています」

従来の暗記中心の学習ではなく、音と文字を同時に習得することで、より自然で実用的な英語力が身につくのがアクティメソッドの魅力です。

体験から始まる英語への第一歩

最後に、教室に興味を持つ保護者の方々へのメッセージを森田さんに伺いました。

「今このホームページなどを目で見ていただくより、やっぱりしっかり体験をしていただきたいところがあります。まずは無料体験会で実際に来ていただいて、どんな音読のレッスンか、タイピングも実際にお子様には体験してもらいますので、そこをまず体験していただきたいと思います。お待ちしております」

森田さんの温かい人柄と教育への情熱、そして革新的な学習メソッドが、仙台の子どもたちの英語学習に新たな可能性をもたらしています。タイピングを通じて英語が「好き」「楽しい」になる体験を、ぜひ多くの子どもたちに味わってほしいと願っています。

編集後記

取材を通じて、森田さんの子どもたちへの愛情と教育への真摯な姿勢が深く印象に残りました。IT業界での経験を活かしながら、最新の教育メソッドを仙台に根付かせようとする挑戦は、まさに仙台で活躍する人々の姿そのものです。アクティメソッド仙台西口校が、多くの子どもたちにとって英語学習の新たな扉を開く場所となることを期待しています。

無料体験会については、アクティメソッド仙台西口校まで直接お問い合わせください。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
NOBU

NOBU

楽天イーグルス大好きライター

楽天イーグルス愛溢れる仙台ライフガイドライタープロフィール: 仙台市出身・在住25年の根っからの仙台っ子。地元の専門学校卒業後、仙台市内の観光関連企業で勤務しながら、ライフワークとして仙台の魅力発信を継続。東北楽天ゴールデンイーグルスの熱狂的ファンとして、2005年の球団創設時からシーズンチケットを毎年購入し、楽天生命パーク宮城に年間70試合以上観戦に通う。専門分野:仙台スポーツ文化・楽天イーグルス関連情報 仙台グルメ(特に牛タン専門店) 仙台近郊アウトドア・自然体験スポット 繁華街エンタメ情報 こだわり・取材実績: 「牛タンの司」の大ファンとして、仙台牛タン文化を20年以上にわたり研究。牛タンの司をはじめ仙台市内の牛タン店50店舗以上を食べ歩き、各店の特徴や歴史を熟知。仙台育英高校の須江監督の指導哲学に深く感動し、高校野球シーズンには甲子園まで応援に駆けつける熱血ぶり。ライフスタイル: 「仙台は繁華街も充実しているし、少し離れると緑豊かで自然のアクティビティも豊富」という仙台の二面性に魅力を感じ、平日は国分町・一番町での飲食店巡り、週末は秋保・作並温泉や蔵王でのハイキング・スキーを楽しむアクティブな生活を送る。取材スタイル:楽天戦観戦の前後に周辺グルメ・アクセス情報を詳細取材 須江監督の公開練習や講演会に参加し、スポーツ文化情報を収集 春夏は山形・宮城県境のトレッキング、冬は蔵王スキー場で自然体験を実践取材 牛タンの司での食事は月2回以上、新メニューや季節限定情報を常にチェック メッセージ: 「イーグルスの試合観戦も、牛タンの司での食事も、蔵王でのアウトドアも、すべて仙台だからこそ楽しめる特別な体験です。仙台で生活する人も、訪れる人も、この街の多面的な魅力を存分に味わってほしい。地元民だからこそ知っている『本当におすすめ』な情報をお届けします!」

  1. 地域に根ざした介護サービスで人と人をつなぐ ~あすとホーム介護事業部 庄司仁孝部長インタビュー~

  2. 【杜の都で雨宿り】地元VOICE SENDAIが教える仙台雨の日観光の楽しみ方

  3. 仙台観光一人旅完全ガイド【地元編集部厳選30スポット+予算別プラン】

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP