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『松島 馬の背|仙台っ子が教える干潮絶景と混雑回避ワザ』

導入|「松島 馬の背」を地元編集部が最短攻略

宮城県利府町・表松島エリアにある「松島 馬の背」は、海に向かって細長く伸びる“天然の桟橋”。先端まで歩いて行ける絶景スポットですが、道幅の狭さや高低差など、実際に歩くうえでのポイントも多い場所です。 本記事では、地元編集部の実体験にもとづき、地形の特徴・安全に楽しめる時間帯と天候・アクセス・フォトスポット・持ち物を一気通貫でご案内します。

松島 馬の背とは|地形が生んだ“天然の桟橋”

松島湾の一角・利府町浜田地区の入り江に、約250mほど海に突き出した細長い岬があります。長い年月の波の浸食によって形づくられたもので、その姿から「天然の桟橋」「馬の背」と呼ばれています。 先端まで歩いて行けるのが大きな魅力ですが、道幅が狭く、手すりもなく、高さもあるため、観光地というより“自然のままの地形”を歩く感覚に近いスポットです。

潮の満ち引きによって、海面との距離や波の雰囲気が変わり、朝・昼・夕方・季節ごとに見える表情もさまざま。基本的には一日を通して歩けますが、雨上がりや波しぶきで濡れていると滑りやすくなるため、スニーカーなどグリップの効く靴が安心です。

画像はイメージです

時間帯と天候の選び方|安全に楽しむコツ

ベストは「朝夕の光」×「穏やかな天候」

馬の背は24時間立ち入り可能ですが、おすすめは明るい時間帯〜夕方まで。特に、朝と夕方の斜光は、馬の背の立体感や海面のきらめきを際立たせてくれます。

:空気が澄みやすく、人も少なめ。静かな雰囲気を楽しみたい方に◎

日中:コントラストが強く、青空と海の色が映える時間帯。日差し・暑さ対策は必須。

夕方:夕焼けと島影のシルエットが美しい“ゴールデンタイム”。帰り道が暗くなりすぎないよう時間配分を。

潮位によって「歩ける/歩けない」が決まる場所ではありませんが、雨や強風の日・高波の日は、足元が滑りやすくなったり、体を持っていかれそうになったりとリスクが上がります。「晴れ〜くもりで風の弱い日」がもっとも快適です。

当日チェックの3ポイント

当日は、次の3つを基準に「行く/行かない」「先端まで行く/途中で引き返す」を判断するのがおすすめです。

  1. 天気予報 強風・高波・雷注意報などが出ている日は、無理に向かわないのが鉄則です。
  2. 現地での“風と波” 駐車場から歩いていく途中で風の強さ・波の高さ・足元の濡れ具合をチェック。少しでも「怖い」と感じたら、途中の安全な場所から眺めるだけにするのも立派な選択肢です。
  3. 周囲の人の様子 すれ違う人たちが慎重に歩いている、途中で引き返しているなどの様子が見えたら、自分も同じくらい慎重に。写真撮影に夢中にならず、常に足元を優先しましょう。

アクセスと駐車場|仙台・松島・利府から日帰りOK

馬の背へのアクセス(表松島・利府エリア)

  • 電車:JR仙石線 陸前浜田駅 から徒歩約20分。駅からは坂道や林道を歩くハイキング感覚のルートです。
  • :三陸自動車道・松島海岸ICから車で約10分。松島海岸駅周辺からも車で約10分が目安です。
  • 駐車場:馬の背への歩道入口付近に、約29台駐車可能な専用駐車場(無料)が整備されています。駐車場から急坂を下り、松林の遊歩道を進むと馬の背の付け根に出ます。

松島海岸エリア(五大堂・瑞巌寺など)へのアクセス

馬の背とあわせて、松島海岸側の定番スポットも一日で回すことができます。

  • JR仙石線:仙台駅 → 松島海岸駅(快速あり)。駅から徒歩で五大堂・瑞巌寺・福浦橋などへアクセス可能。
  • バス:仙台駅前から松島方面行きの路線バスも利用できます(本数・ダイヤは事前確認推奨)。
  • 車・バイク:松島海岸周辺に有料駐車場が多数あります。繁忙期(GW・お盆・紅葉シーズンなど)は満車・渋滞が発生しやすいので、朝の到着が安全策です。
アクセス要点(サマリー)

  • 馬の背(表松島)への最寄り:JR仙石線「陸前浜田」+徒歩約20分/三陸自動車道・松島海岸ICから車で約10分
  • 松島海岸エリアへの最寄り:JR仙石線「松島海岸」
  • 駐車場:馬の背入口に無料P(約29台)/松島海岸周辺には有料P多数(繁忙期は早着推奨)

季節ごとの見どころとフォトスポット

春|新緑と穏やかな海、柔らかい光

海へ伸びる馬の背の両側に、新緑の松とやわらかな光が重なる季節。朝の斜光で道の立体感が際立ちます。風の弱い日は水面が鏡のように写り込み、空と馬の背が一体になったような写真が狙えます。

夏|青空×群島のコントラスト

日中はコントラストが強くなるため、早朝または夕方の時間帯がおすすめ。真上からの太陽光よりも、斜めから差し込む光の方が立体感が出ます。偏光フィルターがあると水面の反射を抑えられ、海の青と島影のコントラストがより鮮やかに。

秋|紅葉シーズンの多島美

周囲の島々が色づき、「青い海×紅葉」のコントラストが楽しめる時期。夕景×馬の背の組み合わせは、空・海・島のグラデーションがドラマチックです。広角レンズやスマホの広角モードで、馬の背の曲線を大胆に入れてみるのもおすすめ。

冬|澄んだ空気と夕焼けのグラデーション

空気が澄む冬は、遠くの島影までクリアに見える“抜けの良さ”が魅力。夕方には、オレンジから藍色に変わっていく空のグラデーションが楽しめます。防寒と防風の装備は必須ですが、雪景色の馬の背は格別です。

写真提供: 宮城県観光戦略課|みやぎデジタルフォトライブラリー No.240020「松島」。 宮城県観光戦略課|みやぎデジタルフォトライブラリー No.240031「松島湾の桜」。

モデルタイムテーブル例|表松島+松島海岸を一日で楽しむ

  • パターンA(朝に馬の背、午後に松島海岸) 仙台発早朝 → JR仙石線「陸前浜田」着 → 馬の背へ(往復&撮影 約1〜1.5時間)→ 昼頃に松島海岸駅エリアへ移動 → 五大堂・瑞巌寺・カフェで休憩 → 夕方に仙台へ戻る
  • パターンB(午前に松島海岸、夕方に馬の背の夕景) 午前中に松島海岸で観光&ランチ → 車または電車+徒歩で馬の背へ → 夕方の光を狙って撮影 → 日没前に駐車場へ戻り、早めの帰路につく

周辺観光&グルメ|あわせて立ち寄りたい

  • 瑞鳳ヶ丘・子馬・浜田洞窟遺跡:陸前浜田駅〜馬の背の道中には、表松島を一望できる展望スポットや遺跡も点在。軽いハイキングとして楽しめます。
  • 五大堂・福浦橋:松島海岸エリアの定番。海上の景観が近距離で楽しめる人気スポットです。
  • 瑞巌寺:国宝建築と苔むす景観が見事。時間に余裕があればぜひ訪れたい場所。
  • 海岸エリアのカフェ/スイーツ:表松島側・松島海岸側ともに、海を眺めながらひと息つけるカフェが点在。歩き疲れた足を休めるのに最適です。

画像はイメージです

写真提供:宮城県観光戦略課|みやぎデジタルフォトライブラリー No.240043「五大堂」。

安全&持ち物アドバイス(地元編集部より)

  • 滑りにくいスニーカーやトレッキングシューズ推奨。サンダル・ヒール・厚底靴は、段差や傾斜でバランスを崩しやすいため非推奨です。
  • 服装:風対策と動きやすさを重視。冬はフード付きアウター・手袋・ネックウォーマーがあると安心です。
  • 天候:強風・高波・降雨時は無理をしないこと。少しでも不安を感じたら、途中の安全な場所から眺めるだけに切り替えましょう。
  • マナー:道幅が狭い箇所があります。すれ違い・撮影時は譲り合いを心がけ、立ち止まる際はできるだけ広い場所を選びましょう。
  • 撮影機材:三脚や大きな機材はすれ違いの妨げになったり、バランスを崩す要因になります。両手が自由になる範囲の機材がおすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q. 子ども連れでも大丈夫ですか?

馬の背は道幅が狭く、手すりのない高所を歩くスポットです。未就学児や足元が不安定なお子さんを連れて、先端まで歩くのはおすすめできません。 手前の安全な場所から景色を眺めるだけにする、あるいはどちらか一方の保護者だけが交代で先端まで行くなど、無理のない楽しみ方を選んでください。 ベビーカーでの通行はできない地形なので、抱っこ紐+保護者の足元の安全を最優先に。

Q. 馬の背はどのくらいの時間で往復できますか?

駐車場から馬の背の付け根までは徒歩数分、その先の遊歩道を含めて、写真撮影込みで30〜60分程度が目安です。 ただし、撮影の時間・混雑具合・体力によって変動します。時間に余裕を持って計画し、暗くなる前に駐車場まで戻れるよう逆算して動くと安心です。

まとめ|「朝夕の光」×「安全優先」で、松島らしい多島美を

天然の桟橋「松島 馬の背」は、表松島の多島美を間近に感じられる特別な場所。 歩きやすい靴・穏やかな天候・余裕のある時間配分を意識しながら、朝夕の光や季節ごとの景色を楽しんでみてください。

関連記事では、「松島モデルコース」「仙台駅からのアクセス完全版」もご案内しています。あわせてチェックしていただくと、表松島(利府)と松島海岸エリアを一日で満喫するプランが立てやすくなります。

写真提供:宮城県観光戦略課|みやぎデジタルフォトライブラリー No.120022「オルレ奥松島オルレコース(新浜岬)」。

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