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仙台クリスマスマーケット2025|地元民が教える混雑回避&あったかグルメ・モデルコース

仙台クリスマスマーケット2025|日程・チケット・混雑・アクセス完全ガイド

「仙台クリスマスマーケット2025」は、冬の仙台を代表するイベントのひとつです。巨大なクリスマスツリーの光、本場ドイツさながらのヒュッテ(木の小屋)、あったかグルメやかわいい雑貨が並び、会場全体がクリスマスムード一色になります。

とはいえ、「いつ行くのがベスト?」「混雑は?」「子連れでも大丈夫?」「何を食べればいい?」など、初めて行く人ほど気になることがたくさんありますよね。

この記事では、2025年の最新情報(日程・会場・チケット)はもちろん、混雑回避のコツ・あったかグルメ・シーン別モデルコースまで、地元目線で分かりやすくまとめました。これ1本あれば、仙台クリスマスマーケットを120%満喫できます。

目次

仙台クリスマスマーケット2025とは?基本情報と見どころ

「仙台クリスマスマーケット」は、ドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットをイメージしてつくられた冬のイベントです。2022年にスタートし、今年で4回目。今やSENDAI光のページェントと並ぶ、仙台の冬の風物詩になっています。

会場には、ヨーロッパの街角のようなデコレーションが施され、木造のヒュッテがずらり。そこで提供されるのは、グリューワインやホットチョコレート、ソーセージ、スープなどのあったかフードや、本場ヨーロッパから仕入れたクリスマス雑貨、オリジナルグッズなどです。

2025年は、昨年よりさらにパワーアップし、飲食・雑貨あわせて約40店舗のヒュッテが出店。高さ約5メートルの巨大ツリーを中心に、音楽ライブやフォトスポットも用意され、五感で楽しめるクリスマスマーケットになっています。

さらに2025年は、飲食エリアの中心にアイランドキッチン「Christmas Winter Terrace」が登場。ここでしか手に入らない限定カラーマグカップ付きドリンクセットや、ホットチョコレート・グリューワイン・クラムチャウダーなど、冬にぴったりのメニューが楽しめます。

会場を盛り上げるイメージソングには、シンガーソングライター・平井 大さんの「LALALA (Baby it takes two)」が起用されています。点灯式や会場のBGMとして流れ、雰囲気をさらにロマンチックに演出してくれます。

2025年版ならではのポイント

  • 巨大クリスマスツリー(約5m)が会場中央に登場
  • 錦町公園のシンボルツリーであるヒマラヤ杉をライトアップしたビッグツリー演出
  • 約40店舗のヒュッテが飲食&雑貨を提供(昨年より出店数が増加)
  • アイランドキッチン「Christmas Winter Terrace」で、限定カラーマグカップ付きドリンク&あったかメニューを提供
  • ここでしか手に入らないオリジナルマグカップや限定グッズ
  • アーティストによる生演奏やライブで雰囲気も抜群
  • 勾当台公園「いこいの広場」には、ミニクリスマスマーケットが出店。ハンドメイド雑貨エリア「minne Holiday Market 2025」など、SENDAI光のページェントと連携したエリアも登場

2025年の開催日程・会場・料金まとめ

仙台クリスマスマーケット2025 基本情報

  • 開催期間:2025年12月5日(金)~12月25日(木)
  • 開催時間:
    平日 16:00〜22:00 / 土曜 12:00〜22:00 / 日曜 12:00〜21:00
  • メイン会場:仙台市・錦町公園(仙台市青葉区本町2-21)
  • サブ会場:勾当台公園「いこいの広場」(ミニマーケット・ハンドメイド雑貨エリア)
  • 入場料:基本は入場無料(飲食・物販は別途)
  • 特定日:混雑が予想される日は入場チケット(協力金)制
  • 特定日チケット:
    ・入場券+オリジナルマグカップ付き:1,500円(前売)
    ・入場券+マグカップ+ひかリング付き:1,800円(前売)
    ※ひかリング=SENDAI光のページェントの募金(300円以上)でもらえる、光るリング型オリジナルグッズ
    ※小学生以下は入場無料(保護者同伴必須)
    ※特定日は入場開始時間から2時間制・時間指定制(予約時に時間帯を選択)
    ※前売り券の販売状況により、会場入場口で当日券を販売する場合があります(完売時は販売なし)

※特定日・料金・販売方法は変更になる場合があります。必ず公式サイトの「TICKET」ページで最新情報を確認してください。

▶ 最新情報はこちら:仙台クリスマスマーケット2025 公式サイト

▶ 特定日チケットの購入:ローソンチケット(Lコード:25980)

2025年の特定日は、12/12(金)、13(土)、14(日)、19(金)、20(土)、21(日)、24(水)、25(木)公式に発表されています。仕事帰りや週末の夜など、特に混み合う日が対象です。

会場マップ&歩き方のコツ|混雑を避けて楽しむルート

仙台クリスマスマーケット2025のメイン会場は錦町公園。公園全体がマーケットエリアになり、中央にツリー、その周囲に飲食ヒュッテと雑貨ヒュッテが並びます。

ざっくり会場イメージ

  • 入口付近:ウェルカムゲート、マップ、案内表示など
  • 中央エリア:巨大クリスマスツリー&フォトスポット
  • 飲食ゾーン:ソーセージやスープ、ホットドリンクなどのヒュッテが密集
  • 雑貨ゾーン:スノードーム、オーナメント、キャンドルホルダーなど
  • ステージ周辺:ライブ演奏やイベントが行われるエリア

混雑を避ける歩き方のコツ

  • ねらい目の時間帯:
    • 平日:18時前後まで or 20時以降は比較的ゆったり
    • 土日:お昼〜夕方は混雑しやすいので、開場直後(12時台)20時以降が狙い目
  • 動き方の基本:
    • まずはツリー付近で雰囲気を味わう
    • 次にぐるっと一周して「食べたいもの」「欲しい雑貨」をチェック
    • 最後に気になる店に戻って注文すると、買い逃しが少なく満足度アップ
  • フォトスポットは早めに:暗くなってすぐ(17〜18時台)は光もきれいで、後半よりは人がばらけやすいのでおすすめ

絶対食べたい!あったかフード&ドリンクガイド

寒い冬の屋外イベントといえば、やっぱり「あったかグルメ」。仙台クリスマスマーケットは、片手で食べやすいフード身体の芯から温まるスープ系が充実しています。

定番人気|本場ドイツ風メニュー

  • グリューワイン(ホットワイン):スパイスと柑橘の香りが広がる、大人の定番ドリンク
  • ソーセージ&ホットドッグ:パリッとジューシーで、ビールにも相性抜群
  • プレッツェル:軽めに何かつまみたいときにちょうどいい一品

冷えた身体に染みるスープ&ホットドリンク

  • クラムチャウダーやポタージュ:紙カップ1つで手も身体もぽかぽかに
  • ホットチョコレート:子どもにも人気。マシュマロトッピングなどアレンジも楽しい
  • ホットアップルドリンク:アルコールが苦手な人でも、冬気分が味わえるフルーティーな1杯

子ども&ノンアル派にうれしいメニュー

  • ホットココア・ホットミルクティー
  • チュロスやドーナツなど甘いスイーツ
  • フライドポテトやからあげなど、食べ慣れた軽食

多くのメニューは1品数百円〜1,000円台が目安。1人あたり2〜3品+ドリンク1〜2杯を楽しむと、目安予算は1人2,000〜3,500円ほどになります(グッズを買う場合は+αを見ておくと安心です)。

見るだけで楽しい!クリスマス雑貨&限定グッズ

仙台クリスマスマーケットの魅力は、グルメだけではありません。見ているだけで心が躍るクリスマス雑貨も大きな楽しみのひとつです。

人気の雑貨アイテム

  • スノードーム:雪が舞う様子がロマンチック。毎年お気に入りを1つずつ集める人も
  • オーナメント・ガーランド:ツリーやお部屋の飾りつけにぴったり
  • キャンドル&キャンドルホルダー:冬の夜をしっとり照らす癒しアイテム
  • ヨーロッパ雑貨:現地で買い付けたこだわりの小物が並ぶブースも

毎年大人気!オリジナルマグカップ

毎年デザインが変わるオリジナルマグカップ(限定イヤーマグカップ)は、コレクターも多い超人気グッズ。2025年は、クリスマスの森を思わせる深いグリーンをベースに、楽しげに駆け回るトナカイと、雪が舞うクリスマスツリーが描かれたデザインになっています。

特定日の入場チケット(マグカップ付き)を購入すると、入場時にマグカップを受け取れます。特定日以外は、最初に購入するドリンクを限定イヤーマグカップで提供してもらえるほか、グッズショップでも1個900円(税込)で販売されています。ホットドリンクをマグカップで楽しめるので、実用性もばっちりです。

予算別・おすすめの買い方

  • 〜2,000円:オーナメントや小さめ雑貨を1〜2点+ポストカードなど
  • 〜5,000円:オリジナルマグカップ+スノードームやキャンドルなど、お土産もしっかり
  • 5,000円以上:自分用&プレゼント用にセット買い。毎年の記念にコレクションするのもおすすめ

シーン別モデルコース|デート・ファミリー・仕事帰り

ここからは、シーン別のモデルコースをご紹介します。時間帯と予算のイメージもあわせて参考にしてください。

① カップル向け|光のページェント&マーケット満喫コース

  • 17:30〜:地下鉄「勾当台公園駅」から定禅寺通へ。SENDAI光のページェントを散策
  • 18:30〜:勾当台公園「いこいの広場」のミニマーケットをひと回り
  • 19:00〜21:00:錦町公園のクリスマスマーケットへ移動し、グルメ&雑貨を楽しむ
  • 21:00〜:仙台駅方面へ歩きながらカフェやバーで一息

目安予算:1人3,000〜5,000円(フード2〜3品+ドリンク+ちょっとしたお土産)

② 子連れファミリー向け|早めスタートで寒さ&混雑対策コース

  • 15:30〜:仙台駅周辺で早めの夕食 or 軽食
  • 16:00〜18:00:明るいうちから錦町公園のマーケットへ。混雑前にフードと雑貨を楽しむ
  • 18:00〜:体力と天候を見ながら、余裕があれば光のページェントを少しだけ散策

ポイント:ベビーカーや小さい子ども連れの場合は、暗くなりきる前に切り上げると、冷えすぎず安全に楽しめます。

目安予算:家族3〜4人で8,000〜12,000円程度(フードシェア+ドリンク+ちょっとしたお土産)

③ 仕事帰り向け|サクッと寄り道コース

  • 18:30〜19:00:オフィスから徒歩 or 地下鉄で錦町公園へ直行
  • 19:00〜20:30:ヒュッテでフード&ドリンクを楽しみつつ、ツリーを眺めてリフレッシュ
  • 20:30〜:仙台駅へ戻って帰宅

目安予算:1人2,000〜3,000円(夕食代わり+ホットドリンク)

光のページェント&冬の仙台観光と組み合わせる

仙台クリスマスマーケットの魅力をさらに引き出してくれるのが、SENDAI光のページェントとのセット観光です。

光のページェントとの王道コンボ

  • 地下鉄「勾当台公園駅」から定禅寺通のイルミネーションを散策
  • 勾当台公園周辺のフォトスポットで写真撮影
  • 錦町公園まで徒歩で移動(ゆっくり歩いて10〜15分ほど)
  • クリスマスマーケットでグルメ&雑貨を満喫

バスも活用して“歩きすぎない”回り方

たくさん歩くのが心配な人は、仙台都心循環バス「まちのりチョコット」(仙台駅や錦町公園周辺を巡回する市内循環バス)などを活用するのもおすすめです。

  • 定禅寺通周辺 → 都心循環バス → 「錦町公園前」で下車
  • マーケットを楽しんだ後は、そのまま仙台駅方面のバスで戻るルートも便利

日帰り派&宿泊派の楽しみ方

  • 日帰り:ページェント+クリスマスマーケットのセットだけでも、十分満足度の高い夜に
  • 宿泊:仙台駅周辺のホテルに泊まって、翌日は仙台城跡や秋保温泉などの観光をプラス

アクセス・駐車場・混雑・服装Q&A

Q1. 電車・地下鉄・バスでの行き方は?

最寄りは「錦町公園」周辺です。

  • JR仙台駅:西口から徒歩約10分
  • 地下鉄南北線:
    • 「勾当台公園駅」公園1出口から徒歩約5分
    • 「広瀬通駅」東2出口から徒歩約5分
  • バス:
    • 仙台都心循環バス「錦町公園前」から徒歩約1分
    • 宮城交通バス「本町二丁目」から徒歩約3分

Q2. 車で行っても大丈夫?駐車場は?

会場に専用駐車場はありません。車の場合は、仙台市勾当台公園地下駐車場や周辺のコインパーキングを利用することになります。

特に週末や特定日は周辺道路・駐車場も混雑しやすいので、できるだけ公共交通機関の利用がおすすめです。

Q3. 子連れ・ベビーカー・車椅子でも大丈夫?

会場は公園内で、通路は比較的フラットです。ベビーカーや車椅子でも楽しめますが、混雑する時間帯は移動しづらくなることもあります。

  • 早い時間帯(平日夕方・土日昼間)を選ぶと安心
  • トイレ・おむつ替えスペースの場所は、入場時にマップで確認しておくとスムーズ
  • 混雑状況によっては、入場制限やベビーカーの利用制限が行われる場合もあります
  • 小学生以下は特定日も入場無料(保護者同伴必須)

Q4. どのくらい寒い?服装の目安は?

12月の仙台は夜になると、気温が0〜5℃前後まで下がることも珍しくありません。屋外での滞在時間も長くなるため、しっかり防寒していくのがおすすめです。

  • コート+ニット+インナーの3枚重ねを意識
  • マフラー・手袋・ニット帽など、首・手首・足首を冷やさないアイテム
  • 足元はスニーカーやブーツなど歩きやすく暖かい靴
  • カイロをポケットに入れておくと、並び時間も快適

Q5. 滞在時間の目安は?

  • サクッと雰囲気を味わうだけ:1時間〜1時間半
  • フード・ドリンク・雑貨もじっくり:2〜3時間
  • 光のページェントとのセット観光:3〜4時間程度

特定日はチケット制で入場開始時間から2時間制になっているので、あらかじめ「食べる」「撮る」「買う」の優先順位を決めておくと、時間を有効に使えます。

Q6. マグカップやひかリングはどうやって手に入る?

2025年の限定デザインマグカップ&ひかリングの入手方法は、ざっくり次のとおりです。

  • 特定日(有料日):
    前売りの「入場券+マグカップ付き」または「入場券+マグカップ+ひかリング付き」を購入すると、入場時にマグカップ(&ひかリング)を受け取れます
  • 特定日以外:
    最初に購入するドリンクを限定イヤーマグカップで提供してもらえるほか、会場内のグッズショップでも1個900円(税込)で単品購入できます。
  • ひかリング単体:
    SENDAI光のページェント会場で300円以上の募金をすると返礼品として1本もらえるほか、「入場券+マグカップ+ひかリング付き」チケットの特典としても受け取れます。

Q7. 支払い方法は?クレジットカードや電子マネーは使える?

特定日の入場チケット(協力金)の当日券購入は、現金のほか、クレジットカード(VISA・Master・American Express・JCB)や、一部電子マネー・バーコード決済にも対応しています(電子マネーへのチャージは不可)。

どのショップでも必ずキャッシュレス対応とは限らないため、クレジットカードや電子マネー+少し多めの現金を用意しておくと安心です。

まとめ|仙台クリスマスマーケット2025を120%楽しむコツ

仙台クリスマスマーケット2025は、錦町公園を舞台にした本格的なクリスマスマーケット。巨大ツリーや約40店舗のヒュッテ、あったかグルメやヨーロッパ雑貨、オリジナルマグカップなど、見どころ・食べどころが満載です。

  • まずは日程&特定日チケットをチェック(混雑日=協力金制&2時間制)
  • モデルコースを参考に、自分のスタイルに合った楽しみ方をイメージ
  • 防寒対策&歩きやすい靴で、冬の夜を快適に
  • 光のページェントや仙台観光と組み合わせれば、1日たっぷり楽しめる冬旅に

冬の仙台の夜を、きらめくイルミネーションとあったかグルメで満たしてくれる「仙台クリスマスマーケット2025」。今年の冬は、ぜひ足を運んでみてください。

  • 記事を書いたライター
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桃瀬みひろ

桃瀬みひろ

食べること大好きライター

はじめまして。仙台在住のライター、桃瀬みひろと申します。仙台に住んでいると、四季折々の美しい自然に囲まれ、日々新たな発見があることに感動しています。海も山も近く、自然の恵みを存分に感じながら暮らせることは、この街の大きな魅力のひとつです。 私にとって仙台は、非常に住みやすい街です。便利な交通機関や施設が整っており、都市の利便性と自然環境が調和している点が大変気に入っています。食文化も豊かで、特に「はらこ飯」や「さいちのおはぎ」は、地元の人々にも愛される名物です。どちらもとても美味しく、食べるたびに「仙台に住んでいて良かった」と感じます。 これからも仙台の素晴らしい場所や、地元ならではの魅力を皆様にお伝えできるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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